2013年4月12日金曜日

【Illustrator】 イラレで60秒で集中線(ベタフラッシュ)を作る方法 【Tips】


イラレで簡単に集中線(ベタフラッシュ)を描く手順です。
なんと3ステップで完成です。
そもそもイラレでベタフラを作る状況がよくわかりませんが、応用次第で面白い使い方ができるかと思うので紹介します。

後日「その2」としてノーマルな集中線の描き方も紹介したいと思います。
↑集中線の描き方はGoogleなどで「イラレ 集中線」で検索するとやり方がたくさん出てくる上、この記事で紹介した方法もこれから紹介しようとしていた方法も、『新しくもなんともない』ということが分かり、新規記事を作る必要が感じられないので中止しました。
※イラレのバージョンによっては手順が異なることがあります(執筆者はCS5使用です)



【手順】

1.楕円(正円でも可)を描く


まず矩形ツールで黒い背景を作り、その上に楕円形ツールで白の楕円を描きます。
※線はなし、塗りのみのオブジェクトにしてください

楕円形ツールを選択した状態で、ドキュメントの空いているところをダブルクリックすると値を指定して楕円を描けます。
この例では、100px×150pxの楕円を描きました。

2.効果「ラフ」でギザギザにする


今作った楕円を選択した状態で、メニューバーから「効果」→「パスの変形」→「ラフ」を選択します。

ここで入力する値によって、集中線の密度などが変わります。(後でいろいろ試してみてください)

ここでは下記の図の通り設定しました。

3.効果「パンク・膨張」をかけて完成


そのままオブジェクトを選択した状態で、メニューバーから「効果」→「パスの変形」→「パンク・膨張」を選択します。

ここで入力する値によって、集中線の鋭さ(?)が変わります。

この例では-200%としました。

これで完成です。


補足とか使用例とか

オブジェクトの大きさや、自分の好みによって「ラフ」や「パンク・膨張」の値を変更して、いろいろ試してみてください。
ただし、オブジェクトがあまり大きすぎても小さすぎても、良い結果は出しにくいかもしれません。

左図では、

240pxの正円に
「ラフ」サイズ:93px、詳細:23インチ、
「パンク・膨張」-65%

と設定しています。
【パンク・膨張の値について】
一点留意していてほしいことがあります。 下図をご覧いただくとおわかりいただけるかと思いますが、拡大してみると「-65px」と設定している右の方は、集中線の先端が少し丸みを帯びています。
「パンク・膨張」を-200px以上の値に設定すると、集中線の先端が丸くなります。
(それでもここまで拡大しないとわからないので、大抵の場合は問題ないと思いますが、念のため)




左図では、「ラフ」の詳細の値を3インチに設定しています。詳細の値を小さくすると、集中線の密度が低くなります。

また、実は左図では「パンク・膨張」の値を200%にしています。
「パンク・膨張」の値は-(マイナス)の設定の方が大抵良い結果になるように思います。(左図では試しに200%にしてみたら、たまたまいい感じの結果が得られました)
値を変えると雰囲気も変わってきますので、お時間がある方はいろいろと試してみてください。


それでは、今回はこれで終わります。


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