2010年9月27日月曜日

Adobe TVでおべんきょ。11:スプレーブラシツールとパターン描画ツールその1(flash CS4)

今日のAdobe TV。

●スプレーブラシツールとパターン描画ツール(flash CS4)

CS4からの新しい描画ツールについての説明。
長くなりそうなので分割します。

  • スプレーブラシツール
スプレーを使うように、シェイプを散布して描画できるツール。

描画されたシェイプはその都度グループになってます。
初期設定のシェイプはシンプルな黒い点ですが、自分で作成したシンボルを設定することもできます。


スプレーブラシツールのプロパティパネルで、「デフォルトのシェイプ」についているチェックをはずすだけです。この後、シンボルを選択するウィンドウが出てきます。
いろいろと設定を変えてためしてみました。


①デフォルトのシェイプでワンクリック。
②「ランダムな伸縮」にチェックを入れてワンクリック。
③花のシンボルを設定してワンクリック。
④花のシンボルで「ランダムな伸縮」にチェックを入れてワンクリック。
⑤花のシンボルで「ランダムな回転」「シンボルを回転」にチェックを入れて、ブラシの大きさを200px×200pxに設定してワンクリック。
⑥⑤に「ブラシの角度30度時計回り」を設定してワンクリック。

ちょっと慣れてきたところで、スプレーブラシツールを利用して簡単な花畑を作成してみました。
使用したブラシのシンボルは下記画像の左側三つのみです。


所要時間10分くらい。



2010年9月25日土曜日

Adobe TVでおべんきょ。10:モーションエディタの利用(flash CS4)

今日のAdobe TV。

モーションエディタの利用(flash CS4)

モーションエディタの使い方の簡単な説明。
20日の記事で見たビデオもモーションエディタの説明でしたが、順番としては今日のビデオを先に見た方が良いかんじでした。


  • モーションエディタの再生ヘッドを動かすと、タイムラインと同じように動きをプレビューすることができる。また、再生ヘッドの移動に合わせ、個々のプロパティの値が変化する。

他は特に新しくメモすることはないでしょう。


タイムラインでキーフレームを打ってプロパティパネルでインスタンスの変化を指定、という従来の方法でももちろんモーションを制御することはできますが、Adobe TVを見始めてようやく、「モーションエディタの表示に慣れた方がより効率よく細かい制御ができそうだ」という意識が生まれてきました。

ちょっと触ってわからないとすぐ投げる癖があるので、根気よくやっていきたいと思います。

2010年9月23日木曜日

Adobe TVでおべんきょ。9:インバースキネマティクス その2(flash CS4)

今日のAdobe TV。

インバースキネマティクス(flash CS4)

前回からの続き。


  • シェイプに設定する
インバースキネマティクスは、シンボル化されたインスタンスだけでなく、シェイプにボーンを入れることができる。

※ただし、線に設定することはできない(線+塗りならOK)

ダイレクト選択ツールでシェイプのポイントを選択でき、ポイントを削除・追加・編集することができる。

また、バインドツールによって、ポイントとボーンを関連付けすることができる。

バインドツールでポイントをクリックすると、そのポイントに関係するボーンがハイライトされる。
(ハイライトされているボーンを動かすと、このポイントに影響する。)

Shiftを押しながらハイライトされていない骨を選択すると、ポイントに影響するボーンを追加できる。
Ctrlを押しながらハイライトされている骨を選択すると、ポイントに影響するボーンから除くことができる。


上記画像は1つのポイントに対して1つのボーンと1つのポイントに対して3つのボーンを割り当てた場合の、表示結果の違いを比べてみたもの。

「このポイントとこのボーンを結び付けたら、結果がこうなる」というような直感的な操作ができるようになるまでには、時間がかかりそうです…。

Adobe TVでおべんきょ。8:インバースキネマティクス その1(flash CS4)

今日のAdobe TV。

インバースキネマティクス(flash CS4)

CS4からの新機能。
長くなるので記事を分けます。

インスタンスやシェイプに設定でき、簡単に動くモーションが作れる。

  • インスタンスに設定する

  1. ボーンツールを選択し、
  2. インスタンスをクリック&次のインスタンスへ向かってボーンを引く。このとき一番初めにクリックしたインスタンスが親となる
  3. タイムラインにアーマチュアレイヤーが自動で作成される。アーマチュアレイヤーはインバースキネマティクス用のレイヤーで、通常のレイヤーと使える機能がちょっと違う。(たとえば、アマチュアレイヤーにはモーションエディタが使えない)
フレームを適当に伸ばしてボーンやボーンでつながったインスタンスを動かすだけで、そこにキーフレームがついかされ、モーションができる。
  • 動く範囲を制御する


ボーンを選択ツールで選択すると、プロパティパネルで動く角度の範囲など、詳細を設定できる。
  • タイプ選択:オーサリング時 or 実行時

オーサリング時は、作成したモーションを通常のムービーとして書き出します。
実行時を選ぶと、SWF上でドラッグして動かせるようになります。

正直、どういう場面で実行時を選ぶのか想像できません。
有効な使い方を発見したら、追記したいと思います。


2010年9月22日水曜日

Adobe TVでおべんきょ。7:イージング(flash CS4)

今日のAdobe TV。

イージング(flash CS4)

flashはバージョンが上がるごとに、イージングの設定が詳細になっていくような。
はじめは加速と原則しかできなかったのにね…。

すごいです。
とりあえずCS5で設定できるイージングのバージョンは下記の通り。
すべて展開して、グラフを比べてみました。


うん、すごい。さらにこれらのイージングは大きさ・位置・カラー変更など個別に設定できます。
で、設定できるものを全部展開してみたのが下記。全部入りきりませんでした。


「使いこなせてたまるか!」と心が叫んでいる気がする。

時間があるときにいろいろいじってみたいですが、いじり始めたらあっという間に一日終わりそう…。
無理やり使おうとしなくてもいいんだろうけど、せっかくだから使いたい。


あと、機能の多さに圧倒されて、基本的なことを忘れかけていたのでメモ。

●イージングはマイナスの値も指定できる。

機能を使いこなそうと躍起になるあまり、「イージングを反対にするにはどうすればいいんだっけ?
モーションパスを反転?でもそれじゃパスが左右対称にならなきゃダメじゃない?」
などとアホなことを考えてしまった自戒を込めて。

2010年9月20日月曜日

Adobe TVでおべんきょ。6:トゥイーンスパンの操作(flash CS4)

今日のAdobe TV。

トゥイーンスパンの操作(flash CS4)

新らしいモーショントゥイーンの簡単な使い方。
これからもflashを使い続けるなら、しっかりマスターしておきたい新モーション。
慣れてるからっていつまでも旧モーション使ってて、次のバージョンアップで機能自体が消えて泣きを見る、なんてことにはなりたくないのです。


  • トゥイーンスパンとは、トゥイーンが設定されたタイムライン内のフレームのグループを指す

モーションを設定すると、その箇所がタイムライン上で水色になりますが、その部分のことを指すようです。(たぶん)

  • トゥイーンスパンは、オブジェクトとして扱える。
オブジェクトなので、コピーなどの複製が簡単。
タイムライン上でトゥイーンパスを選択して、右クリックでコピー、任意のタイムライン上でペーストできます。ALTを押しながらドラッグでもOKでした。

オブジェクトということは、トゥイーンスパンをライブラリに登録できたりするのかと、ライブラリパネルにドラッグしてみたらflashが停止してしまいました。ライブラリに登録することはできないようです…。

新モーションはモーションガイドと一体になってるというイメージでしょうか。
ガイドを変更すれば、それに合わせてオブジェクトがくっついてきてくれるので楽です。

やっぱり新モーションは便利かも。
ちなみにモーションガイドではなく、モーションパスと呼ぶそう。

Adobe TVでおべんきょ。5:モーションエディタ(flash CS4)

昨日flashの描画で線の太さが小数点2位まで指定できるようになっていると書きました。
それでもしやと思って確認したら、フレームレートも小数点2位まで入力できるようになってました。
ついにflashで29.97とかが指定できるわけですね。
これもCS4からの機能なのかCS5からなのかはわかりませんが、ちょっと感動しました。
flash8からアップグレードなので、ソフトの進化ぶりに浦島太郎状態です。ActionScriptも2しか使ったことないし。AS3も勉強しなくちゃなあああああ。
しかし値段が値段だけに、毎回アップグレードを追いかけることなんてできません。
今回のアップグレードだって割引対象ギリギリだったし…。



今日のAdobe TV。

モーションエディタ(flash CS4)

モーションエディタパネルのものすごく簡素な説明。


すべてのトゥイーンプロパティ、プロパティキーフレームを参照できるのだそう。

これによってモーションのより細かい設定ができる。
キーフレームのポイントを動かすことで、モーションの開始位置と停止位置のY軸を揃えたりということが容易になりますね。プロパティパネルを見る機会が減りそう。

しかし、ちょっといじってみたのですがこのエディタ、CS4からの新しいモーショントゥイーンに慣れていないと、かなり苦労するかも。

私などは今だ旧モーショントゥイーンの方が断然使いやすくて、ついつい旧モーショントゥイーンばかり使ってしまうのですが、早く新しいモーションの作成に慣れた方が良い気がしてきました。

「こうかな?」と憶測しながらポイントを動かしても、なかなか思った通りの結果にならない…。


ちなみにALTCtrlを押しながらグラフ上をクリックすると、ポイントを増やしたり減らしたりできます。
当然のことながら、ポイントを増やすとタイムライン上にキーフレームが追加されます。

2010年9月19日日曜日

Adobe TVでおべんきょ。4:グラフィックスの描画(flash CS4)

今日のAdobe TV。

グラフィックスの描画(flash CS4)

flashでのオブジェクトの描画について。

  • 矩形ツールと楕円ツールは、shiftキーを押しながらドラッグすると正方形や円を描画できますよ。
  • 多角形ツールは好きに角を増やしたり減らしたりできますよ。

そんな感じ。
今回も特に目新しい機能はないかと思いましたが、二つ、知らなかったことがありました。

1.線の太さの指定が、細かくなってる。


線ツールのプロパティパネルを見ると、小数点2位までの指定ができるようになってる。
この間まで使っていたflash8では、たしか整数しか指定できなかったと思う。
CS3は使ったことがないので知りませんが、CS4から指定できるようになったのでしょうか。


2、図形描画ツールを選択した状態で、alt押しながら画面をクリックすると、数値入力でその場所に図形を描画できる。




これは初めて知りました。ピクセルを指定できるのは良いですね。

任意の大きさの図形を描画したいとき、今まではとりあえず適当に描画してからプロパティパネルで値を入力して揃えたりしていたので、これは助かるというか、もっと早く知っておけばよかった。

2010年9月18日土曜日

タブレットドライバが見つかりません(intuos windows7)

追記:2012年6月5日
下記の不具合は、現在Wacomのサイトで配布されている最新ドライバーをインストールすることによって解決されたようです。
wacomのサイト(ドライバダウンロードページ)

ワイドなディスプレイを買い、今まで使っていたFAVOのアス比と合わなくなったため、タブレットを買い換えました。
本当はFAVOが画面とマッピングできればよかったんだけど、FAVOはWACOMタブレットの中でも比較的安い商品だったので、そんな機能はついてないらしい…。

思い切ってintuos4を買ってみた。
が、OSを立ち上げるとたまにタブレットドライバが認識されないという状態に陥る。
ペンがまったく反応しないのです。

USBの抜き差しで直ることもあるけれど、再起動してもUSBを入れなおしても駄目になってしまって、
こりゃドライバをインストールしなおすしかないかなぁという状態になってしまった。
それで、ドライバの再インストール前に一応似たような症状になっている人がいないかネットで調べてみたら、案の定いました。


『タブレットドライバが見つかりません』 について教えてくださいl


上記の人はOSがvistaですが、たぶんwin7でも同じような不具合が起きているんだと思う。


『スタート』→『全てのプログラム』→『ワコムタブレット』→『ワコムタブレット設定ユーティリティ』→すべてのユーザー設定ファイルの削除ボタンクリック。



で、途端にペンタブが反応するようになりました。

理由はいまいちわかりませんが、上記ソースによるとintuosのファンクションキー、トラックパッド、エクスプレスパッドを使用するとこのような不具合が起こることがあるそうなので、その辺の設定を全部無効にしました。

『スタート』→『全てのプログラム』→『ワコムタブレット』→『ワコムタブレットのプロパティ』→入力デバイスのファンクションをクリックすると設定画面が出ます。


FAVOにはファンクションキーもトラックパッドもエクスプレスパッドもついていなかったものなので、今までその環境で作業していた自分にはこれらの機能が使えなくても特に問題はない。

WACOMから不具合の起きないドライバーが配布されるまで、これで作業しようと思います。

Adobe TVでおべんきょ。3:塗りと線の設定(flash CS4)

今日のAdobe TV。

塗りと線の設定 (flash CS4)

flashの描画オブジェクトについて。


  • flashでは、線と塗りを別々のオブジェクトして扱いますよ。別々に選択できますよ。
  • プロパティパネルで、後から色や線の太さを変えられますよ。


というだけの説明でした。
CS4カテゴリに入ってたけど、Flashってもともと線と塗りを別に扱ってたわけで、
特に新しい情報でもなかった。
特性を知らない、flashを初めて使う人向けのビデオ。