2013年11月25日月曜日

【Illustrator】 イラレで山側だけ角丸の星をつくる 【初心者向けTips】

角丸の星を作るとき、単純に効果の「角を丸くする」を使用すると凹んでいる角も丸くなるので、上図真ん中のような星ができます。
 まるくなっている部分が小さいときはあまり気にならないのですが、角丸を大きくするとちょっと不格好になってきます。
今回は、星の尖がっている方の角だけを丸くする方法をご紹介します。

※ イラレのバージョンによっては手順が異なることがあります(執筆者はCC使用です)
【2014.06.18追記】
最新バージョンのCCにはライブコーナーという機能が付き、この記事の方法を行わなくてもコーナーの編集が簡単にできるようになりました。

続きは下記「もっと読む」をクリックしてください。




1.同じ場所に星をふたつ作る

スターツールでひとつ目の星を描画したら、そのオブジェクトを選択したままキーボードで[Ctrl]+[C](コピー)を押して、次に[Ctrl]+[F](同じ場所にペースト)します。

同じオブジェクトが二つ重なっている状態にします。



2.片方のオブジェクトに「角を丸くする」を適用する

二つあるうちの片方のオブジェクトを選択し、メニューバーから[効果]→[スタライズ]→[角を丸くする]を選択し、好みの角丸にします。

角を丸くしたオブジェクトは、メニューバーから[オブジェクト]→[アピアランスの分割]で完全なパスにしておきます。



3.パスファインダーの「交差」を実行

オブジェクトを二つとも選択した状態で、パスファインダーパネルから[交差]を押します。



完成


【補足(ちょっとだけ脱初心者向けの話)】

上記の説明では解説を簡潔にするために省きましたが、イラレのバージョンによっては手順2の最後にある「アピアランスの分割」はしないでも大丈夫です。
パスファインダーを適用する際、[Alt]を押しながら適用することで、完全な一つのオブジェクトではなく、複合シェイプが作られます。
この状態なら、複合シェイプを拡張するまでアピアランスパネルから何度でも角丸の大きさを編集することができます。
星形の角丸の形状を何度も直さなくちゃいけない状況もあまりないとは思いますが、一応「こうすることもできますよ」という補足でした。



それでは、今回はこれで終わります。

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