今までこういったポンポンを作る場合、私は下記のような方法を取ってきました。
まあこれでも良いのですが、もっと「フサフサ」したものは描けないものかと考えていました。もちろんペンツールで地道に描く以外の方法で。
そしてこの間、パスの変形を使うことで簡単に作る方法を発見したのでご紹介します。
ただし、イラレのバージョンによっては手順が異なることがあります(執筆者はCS5使用です)
そしてこの間、パスの変形を使うことで簡単に作る方法を発見したのでご紹介します。
ただし、イラレのバージョンによっては手順が異なることがあります(執筆者はCS5使用です)
【手順】
上の図だけで何をしているかわかる方は、これから下の詳しい手順の説明を読む必要はありません。
説明を飛ばして補足まで行ってください。
これより詳しい手順を説明していきます。
【詳しい手順】
100pxの正円を描く
楕円形ツール(L)の状態で、アートワークのどこかをダブルクリックすると、下記のようなウィンドウが出ます。
幅・高さともに100pxと入力し、OKを押すとアートワーク上に100pxの正円ができます。
『ラフ』を適用
メニューバーより[効果]→[パスの変形]→[ラフ]を選択。
ウィンドウが出るので、下記のように設定します。
『パンク・拡張』を適用
メニューバーより[効果]→[パスの変形]→[パンク・拡張]を選択。
ウィンドウが出るので、下記のように設定します。
『ランダム・ひねり』を適用
メニューバーより[効果]→[パスの変形]→[ランダム・ひねり]を選択。
ウィンドウが出るので、下記のように設定します。
『旋回』を適用
メニューバーより[効果]→[パスの変形]→[旋回]を選択。
ウィンドウが出るので、下記のように設定します。
アピアランスを分割し、色などを変える
メニューバーより[オブジェクト]→[アピアランスを分割]を選択。
色を変えたり、影を付けたりしてそれっぽく仕上げる。
【補足】
アピアランスを分割する前の状態をグラフィックスタイルに登録しておけば、スタイルを適用するだけでいくつでも簡単にポンポンが作れるようになります。これの良いところは、複製が簡単なだけではなく、スタイルを適用するたびに微妙に毛足が変わるところです。
いくつか並べたとき、単なるコピペとは違い『ひと手間かけた風』に見えます。
しかし残念ながら、この方法は円以外の形状には使えません。
ためしに楕円に適用してみたのが下図です。
以上、イラレで手書き風ポンポンを作る方法でした。
使用する機会はあんまりないかもしれませんが、活用していただけたら幸いです。
ちなみにこれが次回の夏コミの新刊の表紙なんで、こちらもよろしくお願いします。(嘘です)
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