そこで、Twitterで「ギターとベースって、絵を描く上で弦の数以外に気を付けた方が良いとことかありますか」とつぶやいたところ、実際に現物を所持している方から返事を頂くことができました。
両者を並べた写真まで付けてくださった方もいて、せっかく頂いた情報を自分のところで止めておくのはもったいないので、(…本当は、前回の更新時に書いた通り11月の頭までおやすみしようと思っていたのですが)忘れないうちに記事にまとめておくことにしました。
ギターとベースの描き方ではなくて、執筆者のような楽器に疎いイラスト描きが両者を描き分けるときにおさえておくべきのポイントをまとめたものです。
【前提】描くイラストは詳細なものではなくある程度アバウトなもの。パッと見てギター、ベースと判断できるレベルの違いが出ればOKとする。
これ(ギターとベースの違い)って、知りたいと思っているイラスト描きの人は結構いるんじゃないかと思います。楽器を持っていないと、たとえ資料を見て描いても意外と重要な特徴を見落としたりするものですし、どこまで省いて描いて良いのかというさじ加減もわからないので。ギターとベースの大まかな違い【修正版】
【2013.05.20追記】「ベースのブリッジのアームを無くすとよい」という旨のコメントをいただいたので、下記のイラストを修正しました。ベースのブリッジにアームは付いていないのですね。まったく知りませんでした。教えていただいた方に感謝です。ありがとうございます!
上の絵は、返事をくださった方の意見を参考に私が描いたギター(右)とベース(左)です。
下記4つの特徴を描き分けると良さそうです。
【(1)楽器自体の大きさ】
ベースのが大きい…というか長いのです。
知りませんでした。
【(2)弦の数】
ギター:6本
ベース:4本
【(3)ペグの大きさ】
楽器の頭に並んでるネジのような部分です。ベースの方が大きいそうです。
【(4)ブリッジの位置】
ギターは本体の中央付近にあるのに対し、ベースはだいぶ下方に付いています。
【(5)ブリッジのアーム(2013.05.20追記)】
コメント欄で教えていただきました。ベースのブリッジにアームはないそうです。
他に頂いたアドバイスとしては、下記のようなものがあります。
・フレット(楽器の棒の部分のメモリみたいなやつ。音階を変えるための仕組みの1つ)の数まで揃えるのは大変なので、そこまで詳細な絵でないなら気にしなくて良いのでは
・ブリッジの構造も複雑なので、そこまで詳細な(ry
・ぶっちゃけ、弦の本数さえ合ってれば大丈夫だと思う
あとこれはギターとベースの違いではないのですが、実際描いてみた感触として、フレットの間隔を上に行くほど開けるようにするとぐっと「らしい」絵になると思いました。些細なことですけれども…。
弾くときの姿勢
楽器を弾くときの姿勢についても教えてもらえました。「何故かベーシストはギタリストより下に構えます。ギター腰くらいだとしたらベースは腿くらいですかね」
…ということで、教えてもらったことを踏まえてちょっと大げさに描いてみました。
姿勢に関しては「奏者の個性」と主張すればある程度誤魔化せますし、イラストの見た目を重視した結果、多少のウソが入っても許されるのではないかと思います。
また、弦の数さえ間違えてしまったときはこれで対処↓
(`・ω・´)キリッ<これは6弦ベースですっ
※追記:エレキベースにはプレシジョンベースとジャズベースの2種類あり、一般的にエレキベースというとジャズベースのことを指すそうです。上のイラストはプレシジョンベースの写真を参考に描いています。参考URL(http://www.3-guitar.com/bassanddrum/page7.html)
それでは今回はこれで失礼します。
改めて、TwitterでRT飛ばしてくれた方、リプでいろいろと教えてくださった方、ありがとうございます。本当に、とても参考になりました!
また、この記事に関してツッコミを入れてくれる方はコメント欄よりどうぞ。
http://4.bp.blogspot.com/-uFdFdZxXDEk/UHlFOlTv6rI/AAAAAAAAA60/_SDiSrDhCX8/s1600/%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9.jpg
返信削除ベースのブリッジにアームが付いてるから、それだけ無くせばだいたい個性で通るよ。
ベースのブリッジにはアームがないのですね、知りませんでした。
削除楽器のことをよく知らず、自分では気づくことが難しいので、こういうご指摘は本当にありがたいです!
早速イラストを直しました。
ありがとうございました!
高齢ベースマンです、ほとんどの人がジャズベースで寂しいですね
返信削除プレベ一筋です^^