2012年9月18日火曜日

【3Dモデル作成】初めてのMMDモデル作成レポート1

はじめに:MMDとは

まずは一応、簡単にMMDについて説明しておきます。
MikuMikuDanceの略で、樋口優氏が作成したフリーの3D動画作成ツールです。3Dモデルを動かしたり、カメラを動かしたりして、好きなように場面を作ることができます。もともと、初音ミクなどのボーカロイド用の3DPVを作る目的で開発されたようです。
MMDに付属している3Dモデルだけでなく、ユーザーが自分で作成したモデルや背景などをMMD内で扱うことができ、実際様々なキャラクターや背景、エフェクトなどがユーザーによって作られ、配布されています。
詳しくは、VPVP wikiニコニコ大百科などを読んでみてください。
MMDの配布先→VPVP
また、現在MMDの開発は終了しており、別の方がMMDの後継ソフトとしてMMM(MikuMikuMoving)というソフトを開発しました。MMDとの互換性もあり機能もMMDより進化しており、これからはMMMで作成された動画が増えていくと思われます。

この記事について


3Dモデルの作り方を解説するものではありません。
モデリング講座は、もっと熟知した方のサイトや本などがたくさんありますので、そちらにお任せします。
この記事は、過去何度も挫折してきた執筆者が、今回初めて3Dモデルを完成させるまでにどう作業を進めて、どんなことにつまずいたのか、等をまとめたメモのようなものです。
これからMMD用のモデルを作ってみようという方の参考にはなると思います。
他人が穴に落ちるのを見た人は、その穴には落ちにくくなる』という意味で。

今回執筆者が作成したモデルが左の2体です。左の人型の方は『遊☆戯☆王DM』の登場キャラクター、海馬乃亜を模したものです。厳密にはこのモデルはまだ調整中です。右の犬は、知人のオリジナルキャラクターをモデル化させてもらったものです。
モデルの出来としては、わかってる人が見たらたぶん酷いつくりなんだろうな…とは思います。が、とりあえず「MMDで動かせる」ものが作れたというだけでも、過去何度も挫折してきた執筆者にとっては及第点だと思っています。
下記にモデルを実際に動かしている動画のリンクを貼っておきます。

 

費やした期間

「やるぞ!」と決めたときから数えると約3か月、本腰を入れて集中的に取り組んでからだと約1か月ほど作業しました。この1か月間は仕事と生活に必要な時間(睡眠、食事など)以外の自分の時間をほとんどモデル作成に当てていました。息抜きで飲みに行ったりなどもしてましたが、わりとストイックに作業していたと思います。
ちなみに執筆者が作ったモデルはかなりシンプルなものなので、装飾の多いモデルだともっともっとかかると思います。
初めて「MMDモデルを作ろう」と思ったのは、1年くらい前です。そのときは参考書を買って3日坊主で、その後何度か再チャレンジしましたがやはり続けることができず、参考書もほとんど新品状態のまま放置していました。

モデル作成に使用したソフト

・モデリングにメタセコイア
・モデルの設定や編集にPMDEditor

1年前に買った参考書通りです。現在はPMXでモデルを作る方が主流なのかもしれませんが、右も左もわからないので参考書に忠実にPMDで作りました。
(PMDとPMXについては、VPVP wiki内のPMXの概要をご覧ください)

参考書

『3DCG日和2』
著者:かこみき氏

ほぼ、この本に書いてあることをなぞるかんじで作業しました。
しかし初版が2010年のため、少し情報が古いと感じる箇所もありました。

作業をしてわかったこと

自分は3Dモデル作成には向いてない。ということだけはよくわかりました…主に根気方面と空間的な認識の方面で。




長くなってしまったので、今回はこれで終わります。
次回から作業の経過を追いつつ、つまずいたところ思ったことなどをまとめていきたいと思います。

【3Dモデル作成】初めてのMMDモデル作成レポート2

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