2012年9月21日金曜日

【3Dモデル作成】初めてのMMDモデル作成レポート2

MMDモデル作成の流れ

モデルの作成は主に下記のようになります。
  1. モデリング
  2. ボーン、アンカーの設定
  3. 剛体設定(※剛体設定が必要なモデルのみ。執筆者はモデルに剛体を入れませんでした)
  4. テスト→調整→テスト→調整…

当然と言えば当然のことなのですが、今思うと、モデリングが最初にして最大の難所 だったと思います。
執筆者が何度か挫折したのも「形がうまく作れない」「思うように操作ができない」ということが原因で、やる気が削がれてしまったからでした。
逆にどうにか形ができてしまうと「ここまでやったんだから完成させたい」という気持ちがとても強くなるので、その後のアンカー等の設定がうまくいかなくても、何とか乗り越えようという気力が続いたように思います。
時間的には、モデリングと同じぐらいボーンやアンカーの調整にも時間がかかりました。

早速モデリングを始める…前に

そもそも、モデリングソフト(メタセコイア)の使い方がよくわからない…。
参考書にもメタセコイアの基本的な使い方が書いてあるのですが、いきなり人体を作ろうとするのは無茶でした…。
なので、まずは簡単なものを作って操作を覚えようと思い、メタセコイアの入門サイトとして有名なKT爺メタセコイア指南書でイノシシを作ってきました。
基本的な操作の仕方もわかりましたし、とりあえず「一つモデリングを完成させた」ということでなんとなく自信もついたように思います。

メタセコイアの操作でハマったこと

【1 視点が迷子になる】
視点をぐるぐる動かしてオブジェクトをこねくり回しているうちに、オブジェクトを見失ってしまったり、奥行き感がおかしくなってしまうことが度々ありました。
こういうときは、メニューから「表示」→「視点の設定」を選択し、ダイアログボックス内の「初期化」を押すと、視点が初期状態に戻ります。
(画像をクリックすると拡大表示します)
【2 点や辺、面などの選択ができなくなる】

執筆者は、最初のうちよくこの状態に陥り、頭を悩ませました。
メタセコイアではオブジェクトの選択に関して設定できる場所がたくさんあるためだと思います。

、オブジェクトパネルの鍵がかかっていないか
、表示コントロール(画面左上のボタン群)の点・辺・面を表示状態
、編集オプションの選択状態
、コマンドが「選択」になっているか
、選択の種類の状態(例えば「接続面」になっていると点は選択できない)
、メニューの「編集」の中の「選択を固定」にチェックが入っていないか(入っていたらはずす)

大抵、この中のどれかが原因だったように思います。

【3 プラグインが使えない】
メタセコイアには、ユーザー作成のプラグインが多く作られていて、参考書で紹介されていたものを落として試してみようとしたのですが、なぜか使えないプラグインがありました。
原因はメタセコイアのバージョンにあったようです。2012年9月現在のメタセコイアの最新バージョンは3.0.5ですが、問題のプラグインのreadme.txtを読むと、動作確認がされたバージョンが古い(2.X)というものがありました。
古いバージョンのメタセコイアをインストールしてプラグインを実装したところ、問題なく動くようでした。




今回はこれで終わります。


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